Friday, September 18, 2009

可能と不可能のあいだで

フリーのアーティストに必要なものは何かというと、やっぱりそれはある種の忍耐力と楽観主義であろうと思う。

基本的に目の前にあるのは、100%不可能に見える状況で、それでもそこに1%か、あるいはもっと少ない可能性を信じて進めるか否かである。世の中で何かが変わるのに時間がかかるように、自分自身が変わるのも時間がかかるし、なんでも一日や一瞬ですべてが変わることは何も無い。よっぽど秀でた才能とコミュニケーション能力がなければ、あとは努力だけである。

そんなことを、またポルトでぼんやり考える。

カフェでトイレにいこうとして、パソコンを抱えたら「誰も盗みやしないんだからそんなの置いていきなさいよ」とお店のお姉さんに怒られる。先週リスボンで本を机に置いてトイレにいっただけで店員に激怒されたのに、何だこの違いは。ポルトでは性善説が成立しえる。

Tuesday, September 15, 2009

バタバタ

バタバタと駆け込むように仕事をこなして週末リスボンから帰ってくる。

もう正直踊ることに関してのモチベーションは極限的におちていって、申し訳ないほど「こなして」やってきた感がある。

なんだかなー、これからどうしようかなー、と思って、これからのことを色々調べるためにドイツの友達にメールをおくったら、向こうも「なんだかなー」的な雰囲気がただようメールだった。有名な振付家Mとの仕事が入ってすごくうれしいけど、なんかずーっと仕事ばっかしててドウナノ的な話。皆同じようなところでボヤーっと悩んでいるんだな。

ともあれ生きていくにはお金が必要なので、10月に何とか少々ドロくさい仕事(内容的にはエキサイティングだけど、いわゆる主催母体がガッシリしていない)の打ち合わせもしてくる。ともあれ何でも出来るといいな。ポルトガルは何でも成立するまでは確かなコトはひとつもない。(だから契約書をちゃんと交わすとか、アーティストは自分の身は自分で守る努力をしなくてはならない)

ポルトも大分冷え込んできた。冬は近い。これからどこへ行くのやら。

Thursday, September 03, 2009

すこしずつ

すこしずつ、調子を取り戻してくる。
しばらく仕事がないので、例によって売り込み。Aveiroの劇場にアポなしでいったらちょうどプロデューサーが通りかかって、話ができた。ポルトガルの人は、とりあえず会って話をしてくれるから優しい。もちろんそれ以上となると簡単ではないけれど。

ルームメイトが大きな公演の前でちょっとピリピリしていて、僕もこんなだから「ま、前を向いているしかないよね」と声をかける。

再来週はリスボンで短いインプロをやる予定だが、スペイン人の友達がその一週間後にリスボンにくるといっていて、DMもらったら同じフェスティバルだった。ハハハ。