Thursday, November 26, 2009

なんだかまだまだ全然忙しい?

コーディネイション(というかオーガニゼーション)をしているコンサートが先週リスボンで、また今週ポルトであり、スタッフとのやりとりからチラシ貼りまでともあれなんでもかんでも出来ることに奔走。

一昨日ついに長かったリスボンでのテレビの仕事が終わり、昨晩は打ち上げだったが、そんなこともあって最初顔を出した後、夜行バスに飛び乗ってポルトへ帰ってくる。忙しくて忙しくて、結局公演が終わった後も全然ばたばたしている。
その分ある程度お金が入っているので不満はないけど、やっぱりクリスマスくらいはのんびりしたいけども…。

今、出来ることを正面から向き合っていけば、きっと結果は絶対ついてくるだろうから、ここで歩をとめることはできない。
前へ、前へ、もっと学ぶことがまだまだある。


バイト先。今週の日曜から2,3ヶ月間はポルトガルのブラウン管にうつっている。

Wednesday, November 11, 2009

わー明日はpremierだ。

もう疲れてて、「わー」という感じ。
衣装はなんだかんだとトッカトッカと決まった。一応明日もう少し見るけど。

プレミアの前って本当に、何が起こるか分からないということを含めて、不安。
今回はお客さんをいじる場面が多いので特にどうなるか…うまくエンターテイナーな自分を出せるといいんだけど。
しかしアシスタントの発音指導は本当に助かる…。やっぱり一度ネイティヴの国で訓練した方がいいのかしら。

昨日もそんな感じで、疲れてよく文章を読まずにリスボンだと思っていたあるポルトガル人アーティストのオーディションに応募したら、実はブリュッセルで「いやもう君のことは知っているし興味はあるけど、わざわざブリュッセルまでこなくてもいいよ。またそのうち一緒に仕事をできるだろうから。」とアーティスト本人からメールをもらう。ダメだ。

IT Media: Facebookが日本法人設立へ 実名SNSでmixi追撃

IT Media: Facebookが日本法人設立へ 実名SNSでmixi追撃

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/11/news091.html

世界のアクティブユーザー3億人

 Facebookは実名での利用を推奨しているSNS。電話番号や住所、出身校などプライベートな情報を登録でき、情報の公開範囲を細かく指定できる。

 2004年に大学生向け限定でスタート。06年には学生以外にも利用を開放、07年には他SNSに先駆けてAPIを公開し、外部開発者がアプリを開発できるようにするなどしてユーザー数が急拡大。MySpaceを抜き、世界最大のSNSとなった。

 現在、世界のアクティブユーザー(直近30日間に1度でもアクセスした人)は3億人で、うち半数は毎日アクセスしているという。海外展開も積極的に行っており、08年に70カ国語に対応。米国のほかドイツやスペイン、英国、トルコ、マレーシアなどさまざまな国で、最大のSNSになっているという。

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中毒ということはないが、もうFacebookがないとしんどい。
Twitterはやらないが、Facebookはみんなが何をしているのかが一目で分かって楽しい。

ただ、日本人のことを考えると、名前を英語、日本語など複数言語で設定できるようになるといいのになとも思う。

Monday, November 09, 2009

不安だ

やっぱり新作の発表前は不安だ。ドキドキする。お客さんがどんな反応をするのか予想がつかない。

クリエイションは大詰めで(もう出来ているべきなんだけど…)、先日プロデューサーから「いいんだけど、今一つこう、力強い何かがないよね」と自分も思っていたことをグサリといわれ、今日思い切って、ドカッと強いものを入れてみようと決める。
どうなるかな。

こういう40分とか尺のある作品って、逆にどうまとめるか難しい。
20分ぐらいの作品だと、一つのアイディアを中心にピシッとまとめやすく、観客にも分かりやすい(だからそういう作品が値段の関係もあってマーケットでよくまわる)。
だけどある程度の長さで、大きな角度を持ち、異なった課題を伴った作品も、それは別に意義があると思う。

しかし今回はテキスト(英語)が多いので、それも結構大変だ。
幸いアシスタントがイギリス留学があり、発音をちょこちょこ助けてくれる。
「thenはzenと違うのよ。」といわれても、日本人にはやっぱりなかなかわからんです。

インスタレーションの音をお願いしているサウンド・アーティストもギリギリ間に合いそう。
というか彼にあっていなかったら今もっと地獄だったろうな…。
振付、演出、出演、映像、インスタレーション…やっぱ一人でやるのは限界がある;)

映像はついにモノができ上がってきたのでホッと安心。初日に完成すればいいが、そうでなくともまぁ形は整えられるだろう。
それより地味に心配なのがおそらく2000個〜3000個ぐらいあろう石にひたすらスマイルを描いていく作業か…考えないようにしよう…。

Saturday, November 07, 2009

You Go Where You Should Go - 12, 13, 14 November, Contagiarte(Porto)

[vamos onde devemos ir]



performance/installation introduced by Hajime Fujita

12, 13, 14 November 2009
Festival TRANSdisse 2009 / Porto, Portugal

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We are living, here and now, wherever and whenever we are... even however we are.

We are different.
We have different life, different situation and condition of life.
Although, all we are living.

Living with family, lover, friends... Living with properties such as money, house, car... Living with a full of joy, pleasure, satisfaction... Living with fear, sorrow, pain... Or to be living under cold sky on the street...

Life is unfair, and difficult.

Then, what helps us?
To what can we ask a help?

This performance would formalize a space to show one body.
Life would be, of course, there on that body, and [hopefully/naturally] it would bring a moment we see a 'possibility'.

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Hajime Fujita
Choreographer, dancer and performance artist. Born in 1982, in Yokohama of Japan. His piece has been introduced in Centro Cultural de Bel ém(2009), Centro Cultural Malaposta(2009), Mandala Performance Festival(Wroclaw-Poland/2009), SKITe/Sweet and Tender in Porto(2008), Festa da Dança(Lisbon/2008), Festival Ananil(2008/2007), Maus Hábitos(2008, 2007, 2006) and other venues in Portugal, Japan, France and Spain.

Studied in Kyoto University of Art and Design for Performing Arts between 2001-2005. Participated PEPCC programme of Forum Dança in 2008. Participated international projects of danceWEB(Vienna, 2006), Pointe to Point(Warsaw, 2006) and SKITe/Sweet and Tender(Reims, 2007/Porto, 2008). Nominated for Rolex Mentor and Protege Arts Initiative programme(Geneva) in 2008.

http://hajimefujita.com

[Local/Date]
Contagiarte
Rua Álvares Cabral, 37219, Porto, Portugal

12, 13, 14 November
22h45 (to be confirmed)

[Organization/Production]
Terra na Boca - Cultural Association

[Co-Production]
+Art Link (Romania)
+Jardin'd Europe
with a support of European Union Cultural Programme
+Oficinas do Convento (Montemor-o-Novo)

[Support]
+Maus Hábitos (Porto)

新作までもう少し

今日も雨だ。洗濯物がまったく乾かないので着るものがない。勘弁して欲しい。

朝からプロデューサーとスタッフとIKEAで小道具(鏡)を買い、その後ビーチにいって石を拾う。
プロデューサーは疲れているのか、「明日リハを見せてくれるのは17h30だったね。」と4回ぐらい同じことをいう。
その後リハを終えて家に帰ってきたら彼から電話がきて、短く話したらもう一度「明日17h30だったね。」と聞かれる。
オツカレサマ。

リハには振付の手伝いで同い年のダンサーに来てもらっているのだが、インスタレーションで使う映像がまだ何もできてないといったら「え、でもこの予定表に『映像作成』ってかいてあるじゃない?」と目を点にされる。ハハハ。
で、今日ようやくビデオのアイディアが出てきた。ホッ。
ルームメイトの一人が映像作家なので、エフェクトを教えてもらう。やっぱこういう時アーティストと一緒にくらしてると助かる。

今回の新作は色々初めてのことばかりで、例えば:
○フェスティバルに委嘱された作品 - 日本語でいうところの「自主公演」ではない。
○アーティスティック・レジデンシーによるCo-Producerがいる - EU Culture Programmeからも間接的に援助をうけている。
○プロデューサーがいる - プレッシャーはかけてくれるは、今後の再演の可能性なんかも探してくれている。

なのでかかわっている人が多い分考えさせられることは多い。
でもはっきり言えることは、ポルトガルにいたからこれが出来たんだろうな。
さあもう一頑張り。当分は睡眠時間がへりそう。

Thursday, November 05, 2009

冬の雨

ポルトにかえってからすぐその寒さに驚く。そして雨。
ポルトはこの時期が雨期で、洗濯物が三日経っても乾かなかったりする。

ものの一週間で新作の公演だが、振付はともかくインスタレーションのビデオが真っ白だ。
正直今年の六月に無理やりビデオをたくさんをつくらされていらい、ちょっと映像作成に食傷気味。
たぶん例によってギリギリまでかかるか、二日目三日目と変わっていくか…。

ただ一番よくないのは、こういう状況で極端にあわてることで、こういう時こそ時間をとってアイディアが出るのを待たねばならない。
で、その時間をとるために犠牲になるのがプロダクション。
メールやらなんやらの書類かいたりコミュニケーションがずがーっと圧縮される。
むしろそっちが大変。

Wednesday, November 04, 2009

今年一番忙しかった五日間

木曜日の夜から今朝までリスボン。
金曜日、火曜日がテレビのバイト、早朝から深夜までまるまる。
土曜、日曜はワークショップをして、月曜はアプリケーションでバタバタバタ。
今年一番忙しい五日間だった。

ワークショップは14人というたくさんの参加者に来てもらって感謝感謝。
ともかく「踊れ踊れ、何をしたっていいんだから」とガンガンあおる。
(もちろん、山ほどコンセプトを説明したり、色々と固有のエクササイズもするのだけど)
即興の基本はまず楽しむことだとやっぱり思う。

テレビの仕事はバイトなのだけど、昨日は現場の空気がちょっと重いので、ついつい「コレハイカン」と一人頑張ってはしゃいでいたら「今日はスゴイよかったよ!」と終わってから褒められた。なんか久しぶりに人から褒められた気がする。
宴会芸みたいのをやってたら「何年Gulbenkianでやってるんだ?」とからかわれる。たまにはね。

さあポルトに帰ったら新作の準備でテンテコマイだ。