Monday, October 19, 2009

建築家

大分風邪もよくなってきたし、気持ちも仕事にむかってきた。
不安はいっぱいだけど、一歩一歩すすむしかない。

昨日となりの部屋の建築家にポルトガルではどう建築家になるのかという話をきいた。
なんと大学を出たあと一年間無給のインターンシップが義務づけられているそうだ(今後二年間になるらしい。)。
しかもそのインターンシップで必要な技能を得たかどうかを現役の建築家に署名してもらわねばならず、作品を気に入ってもらえる建築家にインターシップの間にみつけられなければ、なんとその後は仕事のみつけようがないという。
いっけんして厳しすぎるようでもあるが、例えば親戚や知り合いに現役の建築家がいれば、そのサインでもいいわけで、うーん。

ポルトガルは西側ヨーロッパとはいえ、74年の革命からそれほど日がたっておらず、こうした細かいところで精度的なほころびがあったりする。
ちなみに社会民主主義政党が第一党で、社会主義といえば北朝鮮のようなイメージをもちがちな日本人にしてみればなかなか驚くところである。(社会民主主義は現実路線をとる社会主義で、ヨーロッパでは一定の支持がある。)
先日読んだPersepolisのなかでもイランの革命における共産主義者たちの存在がしばしば描かれている。

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