Saturday, July 07, 2007
藤田一「踊らない」ダンスワークショップ "クリエイティヴプロセス"
ダンスってどう作ればいいんだろう?
コンテンポラリーダンスの現場でしばしば見られるのはインプロをして面白い運動やシーンを見つけていったり。あるいはバレエやジャズといった既存のジャンル・方式や、自分の以前の作品で使ったフレーズ・シーンを組み合わせていったり。けれどもそれから先は?
ここでは、集まった参加者によるディスカッション形式でワークショップを行います。ディスカッションでは、どんな作品でも不可欠な、観客とのコミュニケーションの仕方を丁寧に検討していきます。作品のコンセプトをどう設定し、またそれをどう実現していくのか。さらに実際に作り上げたピースの持つイメージがどのような記号性(社会における意味との接続)を持ち、観客にどのような効果を与えることが出来るのか。
このようにして、このワークショップでは、多角的な視点から作品を捉え、より作品に深み/厚みを加えていく方法を学ぶことを目指します。
藤田一プロフィール:
1982年横浜生まれ。ダンスメーカー・アーティスト/ダンサー。18才より創作を始め、これまで京都、大阪、東京、横浜、ポルト(ポルトガル)などで自身の作品を発表。既存の形式にとらわれない独特な運動による繊細で詩的な振付・演出が定評。また同時に、創作を通じて、作品が社会に何を提示しうるか、常に深く知的な探索を続けている。前作"parole"(2006)では、コンタクトインプロヴィゼーションの技法を手掛かりに、二人のダンサーが互いを気遣う微小な運動の提示を試みた。
近年はヨーロッパにも活動の幅を広げている。2006年にはスカラーシップ生、"danceWEB"に選出され、EUなどの支援を受け、オーストリア、ウィーンにて一ヶ月間の集中プログラムに参加。さらに同年、Asia Europe Foundation主催の国際クリエイションプログラム、"Pointe to Point"(ポーランド、ワルサワ)にも選ばれ、2週間のクリエイティブプロセスに参加するとともに、当地での修作公演に参加。
また、最新作"visible/invisible"を8月4日から6日まで京都shin-biにて上演予定。
>>>ウェブサイト http://hajifuji.ciao.jp/
参加対象:
ダンスアーティスト、ダンサー、振付家、その他ヴィジュアルアーティストなど、ダンス作品の創作(あるいはそのプロセス)に興味のある方
※当日ディスカッションの題材となる、現在創作中であったり過去の作品の資料、また自分の好きなアーティストの作品などをぜひお持ち下さい。ラップトップを用意しますので、CD、DVD再生できます。
日時:
2007年 8月 11日(土)19:00〜 12日(日)19:30〜 (2時間程度を予定)
基本的に通し受講を想定しますが、一日のみでもご参加頂けます。
参加人数:
10名まで
当日飛び込みも可能ですが、予定人数を超えた場合は予約された方を優先させて頂きます。
料金:
1回500円、通し800円
飲食代は含まれていません。別途ドリンクの注文をお願い致します。会場では軽食(自家製パンがおいしい!)も食べれます。
会場:
Cafe yugue
京都市左京区下鴨松原町4-5 tel 075-723-4707
[アクセス]京都駅又は四条河原町から市バス205系統「新葵橋」より徒歩1分
ご予約:
hajime.fujita.ticket@gmail.com(hajime)
075-723-4707(yugue)
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