Showing posts with label Portugal. Show all posts
Showing posts with label Portugal. Show all posts

Tuesday, November 30, 2010

ポルトに暮らす、もう一度

この街にくらしている理由。素晴らしい友人がいるということ。
自分が思っている以上に、人々が暖かいものだと教えてくれること…。

ポルトガルが例え経済危機などという病気を患っても、こればかりは変わらない。

Sunday, January 17, 2010

Video from my workshop in Lisbon

Here some documents from my workshop in Lisbon last year.



Wednesday, November 11, 2009

わー明日はpremierだ。

もう疲れてて、「わー」という感じ。
衣装はなんだかんだとトッカトッカと決まった。一応明日もう少し見るけど。

プレミアの前って本当に、何が起こるか分からないということを含めて、不安。
今回はお客さんをいじる場面が多いので特にどうなるか…うまくエンターテイナーな自分を出せるといいんだけど。
しかしアシスタントの発音指導は本当に助かる…。やっぱり一度ネイティヴの国で訓練した方がいいのかしら。

昨日もそんな感じで、疲れてよく文章を読まずにリスボンだと思っていたあるポルトガル人アーティストのオーディションに応募したら、実はブリュッセルで「いやもう君のことは知っているし興味はあるけど、わざわざブリュッセルまでこなくてもいいよ。またそのうち一緒に仕事をできるだろうから。」とアーティスト本人からメールをもらう。ダメだ。

Monday, November 09, 2009

不安だ

やっぱり新作の発表前は不安だ。ドキドキする。お客さんがどんな反応をするのか予想がつかない。

クリエイションは大詰めで(もう出来ているべきなんだけど…)、先日プロデューサーから「いいんだけど、今一つこう、力強い何かがないよね」と自分も思っていたことをグサリといわれ、今日思い切って、ドカッと強いものを入れてみようと決める。
どうなるかな。

こういう40分とか尺のある作品って、逆にどうまとめるか難しい。
20分ぐらいの作品だと、一つのアイディアを中心にピシッとまとめやすく、観客にも分かりやすい(だからそういう作品が値段の関係もあってマーケットでよくまわる)。
だけどある程度の長さで、大きな角度を持ち、異なった課題を伴った作品も、それは別に意義があると思う。

しかし今回はテキスト(英語)が多いので、それも結構大変だ。
幸いアシスタントがイギリス留学があり、発音をちょこちょこ助けてくれる。
「thenはzenと違うのよ。」といわれても、日本人にはやっぱりなかなかわからんです。

インスタレーションの音をお願いしているサウンド・アーティストもギリギリ間に合いそう。
というか彼にあっていなかったら今もっと地獄だったろうな…。
振付、演出、出演、映像、インスタレーション…やっぱ一人でやるのは限界がある;)

映像はついにモノができ上がってきたのでホッと安心。初日に完成すればいいが、そうでなくともまぁ形は整えられるだろう。
それより地味に心配なのがおそらく2000個〜3000個ぐらいあろう石にひたすらスマイルを描いていく作業か…考えないようにしよう…。

Saturday, November 07, 2009

新作までもう少し

今日も雨だ。洗濯物がまったく乾かないので着るものがない。勘弁して欲しい。

朝からプロデューサーとスタッフとIKEAで小道具(鏡)を買い、その後ビーチにいって石を拾う。
プロデューサーは疲れているのか、「明日リハを見せてくれるのは17h30だったね。」と4回ぐらい同じことをいう。
その後リハを終えて家に帰ってきたら彼から電話がきて、短く話したらもう一度「明日17h30だったね。」と聞かれる。
オツカレサマ。

リハには振付の手伝いで同い年のダンサーに来てもらっているのだが、インスタレーションで使う映像がまだ何もできてないといったら「え、でもこの予定表に『映像作成』ってかいてあるじゃない?」と目を点にされる。ハハハ。
で、今日ようやくビデオのアイディアが出てきた。ホッ。
ルームメイトの一人が映像作家なので、エフェクトを教えてもらう。やっぱこういう時アーティストと一緒にくらしてると助かる。

今回の新作は色々初めてのことばかりで、例えば:
○フェスティバルに委嘱された作品 - 日本語でいうところの「自主公演」ではない。
○アーティスティック・レジデンシーによるCo-Producerがいる - EU Culture Programmeからも間接的に援助をうけている。
○プロデューサーがいる - プレッシャーはかけてくれるは、今後の再演の可能性なんかも探してくれている。

なのでかかわっている人が多い分考えさせられることは多い。
でもはっきり言えることは、ポルトガルにいたからこれが出来たんだろうな。
さあもう一頑張り。当分は睡眠時間がへりそう。

Thursday, November 05, 2009

冬の雨

ポルトにかえってからすぐその寒さに驚く。そして雨。
ポルトはこの時期が雨期で、洗濯物が三日経っても乾かなかったりする。

ものの一週間で新作の公演だが、振付はともかくインスタレーションのビデオが真っ白だ。
正直今年の六月に無理やりビデオをたくさんをつくらされていらい、ちょっと映像作成に食傷気味。
たぶん例によってギリギリまでかかるか、二日目三日目と変わっていくか…。

ただ一番よくないのは、こういう状況で極端にあわてることで、こういう時こそ時間をとってアイディアが出るのを待たねばならない。
で、その時間をとるために犠牲になるのがプロダクション。
メールやらなんやらの書類かいたりコミュニケーションがずがーっと圧縮される。
むしろそっちが大変。

Wednesday, October 28, 2009

お決まりの

お決まりの「じゃ、明日までに書いてきてね」が出たので今夜は大変。
忙しい時にこそいろんなことが一斉にやってくる。その他ややかしい書類がもう一つ、ややかしいメールももう一つ。
今の仕事をしつつ、その次の仕事も当然探さねばならない。

とりあえず作品の概要は見えてきた。あとは振付と、映像と、空間構成と、ともかく時間をかけて細部をつめていくだけ。
それにしても一人でやることが多い…。「インスタレーションとパフォーマンスを混ぜたような」といったら、いつのまにかインスタレーションも別につくることになっていたという。ヲヲ。

お金を節約しなければと思うのだが、こんだけバタバタしているのでついつい定食屋に入ってしまう。Moelas、久しぶりに食べた。たぶん日本語でいうと砂肝?コリコリしてておいしく、ポルトガルのスナックの定番。ごはんとポテトがついて2.80euros、これがポルトだ。

Tuesday, October 27, 2009

書類の山

日本に一時帰国を考えているので、一応仕事なりナンナリをチョコチョコさがす。いがいと出せるものがまだあるなぁ、とかチェックしてたら書くべき書類の山。うぁー。

今日から新作のリハは一人ダンサーのお手伝いさんに来てもらう。やっぱ一人で振付つくるのは無理。
この二週間うなってたのがうそみたいに(だから振付の中身はかなり煮込まれているのだけど)最初の方はパッパカパッパカ決まる。
山のような書類の一つに「領域横断的な作品を発表」と書いたけど、なんていうか「ナントモイイガタイ」というのが僕の作品の特徴だと思う。
ダンス、ダンスというわけでもないし、テキストを使うからって演劇でもないし、パフォーマンス・アートほど確信的にコンセプチュアルなことを前にだすわけでもない。さぁポルトガルのお客さんはこんな作品をどう受け取るのだろう。

ともあれ明日明後日で50%ぐらい完成してないと日程的にまずいので、結構駆け込み。
金曜からはバイトとワークショップでリスボン、でも日曜日は友達の誕生日パーティーがある :D

Monday, October 19, 2009

建築家

大分風邪もよくなってきたし、気持ちも仕事にむかってきた。
不安はいっぱいだけど、一歩一歩すすむしかない。

昨日となりの部屋の建築家にポルトガルではどう建築家になるのかという話をきいた。
なんと大学を出たあと一年間無給のインターンシップが義務づけられているそうだ(今後二年間になるらしい。)。
しかもそのインターンシップで必要な技能を得たかどうかを現役の建築家に署名してもらわねばならず、作品を気に入ってもらえる建築家にインターシップの間にみつけられなければ、なんとその後は仕事のみつけようがないという。
いっけんして厳しすぎるようでもあるが、例えば親戚や知り合いに現役の建築家がいれば、そのサインでもいいわけで、うーん。

ポルトガルは西側ヨーロッパとはいえ、74年の革命からそれほど日がたっておらず、こうした細かいところで精度的なほころびがあったりする。
ちなみに社会民主主義政党が第一党で、社会主義といえば北朝鮮のようなイメージをもちがちな日本人にしてみればなかなか驚くところである。(社会民主主義は現実路線をとる社会主義で、ヨーロッパでは一定の支持がある。)
先日読んだPersepolisのなかでもイランの革命における共産主義者たちの存在がしばしば描かれている。

Sunday, October 18, 2009

履歴書は光速で送る

風邪をひいたりもともとスランプだったりで創作はなかなかしんどいのだが、突然きたlanguage exchangeのリクエストに答えてたら仕事になりそうな案件をバッタリ紹介してもらえ、光の速さでcvと写真を送る。
なんかこういうところは、チャッカリしてきたなー。まぁでもこういうのは送って仕事になる確率1%あればいい方だけど。

へー



José Mário Branco (n. Porto, 25 de Maio de 1942) é um músico e compositor, ou cantautor, português.
Filho de professores primários, cresceu no Porto e frequentou o curso de História, na Faculdade de Letras da Universidade de Coimbra, que não concluiu. Expoente da música de intervenção portuguesa, iniciou a sua carreira durante o Estado Novo, tendo sido perseguído e exilado na França, entre 1963 e 1974. Com ele trabalharam José Afonso, Sérgio Godinho, Luís Represas, Fausto e Camané, entre outros, com os quais participou em concertos ou em álbuns editados como cantautor e/ou como responsável pelos arranjos musicais. Igualmente compôs e cantou para o teatro, o cinema e a televisão. Em 1974 fundou o GAC - Grupo de Acção Cultural com o qual gravou dois álbuns.

Thursday, October 15, 2009

平和な家

引っ越して二日目。
今回は一階の通り沿いの部屋で、初日はやっぱり近隣のノイズが気になってなかなか寝付けなかったけど、さすがにもう慣れた。
以前がPraça da Batalhaで、市街中心の中心、すさまじく便利だったから、不便になるかと不安だったけど、このCampo 24 Agostも実は市街まですぐ。5分も歩けばR. St. Catarinaへ出れる。

周りはお店やカフェがいっぱいで、夜は道に売春婦までたっている(ポルトでは売春婦をよく見る。)。初日にルームメイトに「何でもあるよ、このへんは。」といわれたので「朝から晩まで困らないね」とふざける。

防犯上はアレだけど、窓をあけると家の前の並木道からの木漏れ日が部屋にそそぐ。平和だ。

Tuesday, October 13, 2009

Mudança

住環境の問題があり、ずっと引っ越したかったのだけど、家賃があまりにも安くしばらく我慢していた。
とはいえ、新作の制作もあり、色々集中せねばらなず、どこか部屋がないものかと友達にメールをしたら即返事が帰ってくる。
場所もいいし、家賃も前よりあがるとはいえ、それでも極めて安く、広く、庭、地下室(広い)、なんとインターネットまでついているので、トントン拍子に話を決め、今日引っ越し。

三人の建築家と一人の映像作家、なんと全員男性というややマッチョな共同生活。
でも以前居候していたポルトの家も5,6人でシェアしていたので逆に古巣に戻ったようでほっとする。

Friday, October 09, 2009

ワークショップと公演

僕はどちらかというと悲観主義的で、ものごとを悪い方向、悪い方向に捉えるくせがある。
それをある程度でおさえるために、どこかでポカッと何もしない休みの時間が必要になったりする。
自分なりにこれまでの活動に満足しているかといわれれば、色々思うところがあるのだけど、友達なんかは「でもなんか随分あれやこれややってるじゃない」と言ってくれる。そうなのだろうな。

さて、今月末の土日はリスボンにてワークショップ。すでに何名かが申し込みをしてくださったそうで、ありがたや、ありがたや。
簡単な参加者のプロフィールをプロデューサーにおくってもらったが、今回はプロフェッショナル・ダンサーが中心になりそう。初心者が多かったこれまでのワークショップとは違って、脱構築的なアプローチをとることも考えておかないと。
しかもトータル10時間ぐらいで、かつ修作公演もあるのだから、密度は相当濃くなりそう。

11月ポルトでの公演+インスタレーションのためにfozまで石を拾いに友人の車で。ゴミ袋に大量に石を入れて持ち帰る。
なんでもないようだが、こういう素材が近場でタダで手に入るというのは、日本の都会育ちの僕からしてみたら驚きである。
会場のContagiarteまで運んだら、「何?ビーチから石をもってきた?あ、あそこにサーフボードがあるから一緒においとこう。」とおじさんにからかわれる。ウン。
しばらく身体をうごかしていなかったので、今週末まで家で肩ならしをして、月曜日から本格的にリハに入る予定。プロデューサーからは「早く作品をみせろ」とせかされるが、こういうところが「一人でつくっていないんだな」とホッとさせられる。

Tuesday, October 06, 2009

Workshop "Open Your Body to All The Possibilities" + final presentation


Photo: Bartłomiej Bielecki

Aqui, neste momento, o quê e como vemos, ouvimos, cheiramos, tocamos, sentimos, pensamos, o que evocamos…?

É desnecessário referir que o corpo tem um sistema automático, que certamente influencia os nossos sentidos e a nossa cognição: muitas vezes não vemos o que estamos a ver. Por exemplo, é normal não pensar que o nosso coração bate a não ser que tenha um problema, sendo que a nossa perspectiva cria, normalmente, uma certa atenção que a “exclui” para fora do seu foco.

Este workshop de improvisação guiará os participantes na consciência da invisibilidade da nossa percepção. Mesmo antes de criar qualquer coisa de novo, posicionamo-nos sempre diante de inúmeras possibilidades. Por outras palavras, o workshop irá concentrar-se no “antes do movimento”, para que assim, possamos movimentar-nos livremente.

Especificamente em espaços públicos, estações do metro, praças, onde será feita a apresentação final do workshop, serão sítios onde sempre podemos descobrir muito desta “invisibilidade”.

Quem aprecia a arquitectura e a paisagem? Quem pensa na atmosfera desta plataforma? Quem vê as questões sociais dos aglomerados de pessoas que ali estão ou passam? A Arte pode estar lá presente.


Sample Videos of his Improvisation
http://hajifuji.ciao.jp/works_html/ff.html




Hajime Fujita
Hajime Fujita é choreógrafo e bailarino. Nasceu em 1982, em Yokohama no Japão.

As suas peças foram apresentadas no Centro Cultural de Belém(2009), Centro Cultural Malaposta(2009), Mandala Performance Festival(Wroclaw-Polónia/2009), SKITe/Sweet and Tender no Porto(2008), Festa da Dança(Lisboa/2008), Festival Ananil(2008/2007), Maus Hábitos(2008, 2007, 2006) entre outros, em Portugal, Japan, France and Spain.

Estudou na University of Art and Design for Performing Arts, em Kyoto entre 2001-2005. Participou no PEPCC do Forum Dança in 2008. Participou em projectos internationais de danceWEB(Viena, 2006), Pointe to Point(Varsóvia, 2006) and SKITe/Sweet and Tender(Reims, 2007/Porto, 2008). Foi nomeado para o programa Rolex Mentor e Protege Arts Initiative (Genebra) em 2008.

http://hajimefujita.com


Condições e datas do Workshop:
Sábado, 31 de Outubro
das 17h às 20h
e Domingo 1 de Novembro
das 10h às 18h
- às 18h Finaliza com a performance (em local público a definir com o criador) de entre 15 a 20 minutos.


Preço:
Para Guerreiros da Dança e outros alunos do Estúdio Mandinga 7a posição - 30€
Para alunos externos - 40€


Local: Estúdio Mandinga 7a Posição
R. de Sto António à Glória, 38 (metro Restauradores)


Inscrições e informações: dancaparapeles@gmail.com
919122371 / 931783435 / 966189406
http://www.artbetyou.blogspot.com

Friday, October 02, 2009

休暇、に近いもの

両親がポルトガルに休暇でやってきているので便乗してコインブラへ来ている。
古い街、こんな言い方はあれだが、ポルトガルっぽくない街。

仕事を完全に休みたくても、国内旅行をしている限り、なかなか逃げることはできない。
今日はうりこみにいき、帰ってきたら11月の公演のプロデューサーからチラシの文章の催促。失念していた。
これを翌日の朝までにしあげなければならない。ううむ。

コインブラの主にコンサートなどをプロモートするCultural associationは丘の上の上の上の方にあり、道を何度も何度も聞いてたどり着けばまるで普通の住宅である。おそるおそるベルを鳴らすと、若い男性がでてきて、「あ、そのことは姉がやっているので、ちょっと待って下さい」といわれる。五分ほどしてその人がくれば、オフィスがないのでそこを郵便うけのための住所にしているという。ナルホド。

持ち込みをしたワークショップがトントン拍子に話がすすみ、今月末にリスボンでおこなうことになった。なにごともとりあえず言ってみるものだ。はてコテコテのダンサー達がくることが考えられるワークショップで何をつたえられるだろう?

Friday, September 18, 2009

可能と不可能のあいだで

フリーのアーティストに必要なものは何かというと、やっぱりそれはある種の忍耐力と楽観主義であろうと思う。

基本的に目の前にあるのは、100%不可能に見える状況で、それでもそこに1%か、あるいはもっと少ない可能性を信じて進めるか否かである。世の中で何かが変わるのに時間がかかるように、自分自身が変わるのも時間がかかるし、なんでも一日や一瞬ですべてが変わることは何も無い。よっぽど秀でた才能とコミュニケーション能力がなければ、あとは努力だけである。

そんなことを、またポルトでぼんやり考える。

カフェでトイレにいこうとして、パソコンを抱えたら「誰も盗みやしないんだからそんなの置いていきなさいよ」とお店のお姉さんに怒られる。先週リスボンで本を机に置いてトイレにいっただけで店員に激怒されたのに、何だこの違いは。ポルトでは性善説が成立しえる。

Tuesday, September 15, 2009

バタバタ

バタバタと駆け込むように仕事をこなして週末リスボンから帰ってくる。

もう正直踊ることに関してのモチベーションは極限的におちていって、申し訳ないほど「こなして」やってきた感がある。

なんだかなー、これからどうしようかなー、と思って、これからのことを色々調べるためにドイツの友達にメールをおくったら、向こうも「なんだかなー」的な雰囲気がただようメールだった。有名な振付家Mとの仕事が入ってすごくうれしいけど、なんかずーっと仕事ばっかしててドウナノ的な話。皆同じようなところでボヤーっと悩んでいるんだな。

ともあれ生きていくにはお金が必要なので、10月に何とか少々ドロくさい仕事(内容的にはエキサイティングだけど、いわゆる主催母体がガッシリしていない)の打ち合わせもしてくる。ともあれ何でも出来るといいな。ポルトガルは何でも成立するまでは確かなコトはひとつもない。(だから契約書をちゃんと交わすとか、アーティストは自分の身は自分で守る努力をしなくてはならない)

ポルトも大分冷え込んできた。冬は近い。これからどこへ行くのやら。

Thursday, September 03, 2009

すこしずつ

すこしずつ、調子を取り戻してくる。
しばらく仕事がないので、例によって売り込み。Aveiroの劇場にアポなしでいったらちょうどプロデューサーが通りかかって、話ができた。ポルトガルの人は、とりあえず会って話をしてくれるから優しい。もちろんそれ以上となると簡単ではないけれど。

ルームメイトが大きな公演の前でちょっとピリピリしていて、僕もこんなだから「ま、前を向いているしかないよね」と声をかける。

再来週はリスボンで短いインプロをやる予定だが、スペイン人の友達がその一週間後にリスボンにくるといっていて、DMもらったら同じフェスティバルだった。ハハハ。

Saturday, August 22, 2009

休暇

火曜日にポルトへ無事たどりつく。
限界まで疲れていて、未だ復活のためにヨロヨロしているところ。まず最初はひどいdepressionからで、部屋からなかなかでれず、それから少しずつご飯をつくったり、コーヒーをのみにいったりしてバランスを少しずつ少しずつ整えていく。これは時間がかかる…。とにかく焦らず、ゆっくり出来ることからやっていくしかない。

Miramarにいったらビュービュー風邪がふいていて波がたかく、泳ぐどころか寒いので、ビーチ沿いのカフェでコーヒーのんで帰る。でもキレイだった。

考えてみれば6月のポルトのフェスティバルから(合間合間にチョコチョコ休みはあったけど)ずーっと気を張りっぱなしだった。特に最初のMontemor-o-Novoのグループレジデンスがきつく、無理矢理アイディアをひねりだしつづけ、続いてルーマニア、今月モンテモーロにつけばもう出ないというところをさらに力任せにもうひとひねりで、まるでひからびた干物である。なんだかんだとapplicationもいっぱい書いたしたなー。これから9月にむけて3つ大事なのがまたある。あふ。

時間をつくってRosellee Gordbergの「Performance Art」を読んでいる。とても勉強になるし、現在のダンスやPerformance Artの状況と歴史を比べて色々に思うことができる。

来年のこともそろそろ考えないと。