Friday, October 09, 2009

ワークショップと公演

僕はどちらかというと悲観主義的で、ものごとを悪い方向、悪い方向に捉えるくせがある。
それをある程度でおさえるために、どこかでポカッと何もしない休みの時間が必要になったりする。
自分なりにこれまでの活動に満足しているかといわれれば、色々思うところがあるのだけど、友達なんかは「でもなんか随分あれやこれややってるじゃない」と言ってくれる。そうなのだろうな。

さて、今月末の土日はリスボンにてワークショップ。すでに何名かが申し込みをしてくださったそうで、ありがたや、ありがたや。
簡単な参加者のプロフィールをプロデューサーにおくってもらったが、今回はプロフェッショナル・ダンサーが中心になりそう。初心者が多かったこれまでのワークショップとは違って、脱構築的なアプローチをとることも考えておかないと。
しかもトータル10時間ぐらいで、かつ修作公演もあるのだから、密度は相当濃くなりそう。

11月ポルトでの公演+インスタレーションのためにfozまで石を拾いに友人の車で。ゴミ袋に大量に石を入れて持ち帰る。
なんでもないようだが、こういう素材が近場でタダで手に入るというのは、日本の都会育ちの僕からしてみたら驚きである。
会場のContagiarteまで運んだら、「何?ビーチから石をもってきた?あ、あそこにサーフボードがあるから一緒においとこう。」とおじさんにからかわれる。ウン。
しばらく身体をうごかしていなかったので、今週末まで家で肩ならしをして、月曜日から本格的にリハに入る予定。プロデューサーからは「早く作品をみせろ」とせかされるが、こういうところが「一人でつくっていないんだな」とホッとさせられる。

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