昨日からようやくポルトも春らしく暖かくなる。
今日も天気がよく、衣装を買いにぼんやり歩いていたら、何年も使っていた綿のマフラーをどこかで落としてしまう。しまった。
しかしポルトの道は色々とお店があり、こんな日はついフラフラしてしまうものだ。
家具や工具やドアノブや寝具のボロボロの建物につらなった店々のショーウインドウを眺めたり、中をのぞいておじさんたちがたむろしているのをみるとなんだか楽しい。
今週末はポーランドのフェスで、もちろん有り難く楽しみでもあるのだが、やっぱりこの街を離れるのはあまり好かない。
二年ほども放浪をつづけ、やはり一番のストレスは言葉が分からないこと。ここなら片言とはいえポルトガル語で誰とでもコミュニケーションがとれるし、カフェにいったって周りの人が何を喋っているかだいたい分かるから、気をもむこともない。
ポーランド語で分かるのはありがとう(ジンクイア)だけ。思えば2006年以来である。
しかしながら、先日友人とアイリッシュ・パブ(!!)にコーヒーをのみにいったとき、ポルトガルではまだまだマシズムが強いのだととうとうと語られた。女性の一人暮らしが珍しくない日本の話をすると、うらやましそうな目をされた。彼女は三匹の猫と暮らしているそう。
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