ポルトへ無事帰るも、少々燃え尽き。ぼんやりしてあまり仕事に手がつかない。
それでも、こうしてぼんやり出来るからこそポルトに住んでいるわけでもあるのだけど。
あ っというまに夏が到来してこちらはすさまじくあつい。すでに30度をたびたびこしている。
来週のワークショップは開催できるぎりぎりの数の参加者がなんとかそろった。
なにせ名前がまだポルトガルでそんなに出ていないのだから、応募者0にならないかすら不安だったけど(もちろんそんな不安を顔に出さずコミュニケーションしてたわけだけど;) )、ちゃんと興味をもってくれた人がいたのだから本当に嬉しい。
それにそのうちの多くが先週のパフォーマンスを見に来てくれた人だった。作品を持って興味をもってくれたのだから、アーティストとしてこれほど嬉しいことはない。ちゃんと支払って頂いたお金にみあったワークショップにしなければならない。でも単純に楽しみだ。
なにより、このワークショップの提案を受け取ってすぐに「じゃあ来月やろうか」と二つ返事で受けてくれたNECには本当に頭があがらない。日本にのこって活動していたら、こんなことが出来ただろうか…。
今はともかく身をけずってでも走り、走って、あれやこれや考え込まずに、ただ出来ることにまっすぐに挑戦していきたい。きっとその後に何かが残るだろうと思う。
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リスボンは今回の忙しい滞在でもはっきりしたけど、やっぱり僕が住むにはつらい。
何がつらいって、カフェやレストランの店員の態度がすさまじくわるい。挨拶をしない、返事をしない、謝らない、お礼をしない、人種差別的な視線をむけるetc。忙しい日々のあいまに、いっぱいのコーヒーを飲むときだけがホッと出来る瞬間だというのに、それがかなわぬところでは息が詰まってしまう。
ポルトの人は(もちろん色んな人がいるけど)、総じて暖かく、礼儀正しく、どこにいっても心地よい。いつか公演の前に急いで初めていったカフェで、カタコトのポルトガル語でパンを二つかったら、おばさんは何も言わずにポテトチップスをおまけしてくれた。「どうもありがとうございます」というと、ニコリともせずに「はいはいまたね」といった感じでかえされる。親切が、あたりまえにあるというのは、やっぱりすごい。
Friday, May 29, 2009
Synchronous Objects, new project of William Forsythe
William Forsythe introduces his new internet dance project.
Seems cool, although what he is doing is different from me.
http://synchronousobjects.osu.edu/
Seems cool, although what he is doing is different from me.
http://synchronousobjects.osu.edu/
Tuesday, May 26, 2009
Monday, May 25, 2009
Improvisation Dance Workshop in Porto/Motemor-o-Novo - June
Improvisation Dance Workshop by Hajime Fujita
"Open Your Body to All The Possibilities"
First of all this atelier focuses on "before the movement". Namely, exploring what we can interpret to the movement, what possibilities of dance actually we are having as of momentum.
The main issue is that, "what we are seeing and what we are NOT seeing?" The atelier starts with opening participants' eyes to our perception. Always the participants would try to remind the possibilities which each of them already has but which he/she is not noticing well. Internal information of our mind, intention, sense, cognition, memory, history, society etc. and outside information of physical shape, rhythm, materiality, human body(existence of the Other) etc. This atelier would guide a pathway to engage and entangle all those information as possibilities of movement.
info/video http://hajifuji.ciao.jp/workshop.html
PORTO
Inscription: 45 euros (36 euro for the friends of NEC)
* Please inscribe until 27th May, hurry!
1, 2, 3, 8, 9, 10 Jun 2009 - 18h-21h
Espaço NEC/Fábrica Social - Rua da Fábrica Social s/n 4000 201 Porto
+351 961424668 / +351 913211428
nec@nec.co.pt
http://www.nec.co.pt
MONTEMOR-O-NOVO
Inscription: 15 euros
16, 17, 18, 19 Jun 2009 - 19h-22h
Centro Juvenil Montemor-o-Novo - Av. Gago Coutinho 58, Montemor-o-Novo
+351 266 898 100(ext. 309)
hajimefujita.official@gmail.com
"Open Your Body to All The Possibilities"
First of all this atelier focuses on "before the movement". Namely, exploring what we can interpret to the movement, what possibilities of dance actually we are having as of momentum.
The main issue is that, "what we are seeing and what we are NOT seeing?" The atelier starts with opening participants' eyes to our perception. Always the participants would try to remind the possibilities which each of them already has but which he/she is not noticing well. Internal information of our mind, intention, sense, cognition, memory, history, society etc. and outside information of physical shape, rhythm, materiality, human body(existence of the Other) etc. This atelier would guide a pathway to engage and entangle all those information as possibilities of movement.
info/video http://hajifuji.ciao.jp/workshop.html
PORTO
Inscription: 45 euros (36 euro for the friends of NEC)
* Please inscribe until 27th May, hurry!
1, 2, 3, 8, 9, 10 Jun 2009 - 18h-21h
Espaço NEC/Fábrica Social - Rua da Fábrica Social s/n 4000 201 Porto
+351 961424668 / +351 913211428
nec@nec.co.pt
http://www.nec.co.pt
MONTEMOR-O-NOVO
Inscription: 15 euros
16, 17, 18, 19 Jun 2009 - 19h-22h
Centro Juvenil Montemor-o-Novo - Av. Gago Coutinho 58, Montemor-o-Novo
+351 266 898 100(ext. 309)
hajimefujita.official@gmail.com
Tuesday, May 19, 2009
都市からはなれて
Montemor-o-Novoでの一週間の滞在を終え、土曜日にポルトへ戻ってきた。
書ききれないほど多くのことがあった。
都市とは何か、それは常に主たる疑問だった。
草原の真ん中の家に暮らす4才の友人の娘は、「朝よく見る動物は何だ?」という質問に「羊?」と答えた。
多くの人々はおそらく何十年も同じようにくらしていて、それなりに変化もあるのだろうけど、むしろ一日一日の生活をどうするかこそが課題であり、保守的な空気はその土地に極めて調和していた。
人々は優しいが、全くの「異端者」には厳しい。僕は友人の友人であり、ポルトガル語も少しながら喋れる。そうでなければ?
友人に招かれ、小学校の授業で8才の子供たちから色々と日本のことや僕自身のことに質問を受ける。
ブラジルやルーマニア、ギリシャが祖国だと言う子供たち、こんな田舎までも国際的である典型的なヨーロッパの環境ながら、やはり遠く離れた日本は彼らにとっていまだミステリアスなのだ。
さすがに折り紙は彼らにちょっと難しかった。
リスボンでフランス人の友達とフォトセッションをすれば、近所のおじさんや子供たちが話しかけてくる。みんな「面白いものを面白いといえる」から僕はポルトガルの人々が好きなのだ。
(どうして日本はそうでなくなってしまったのだろう?)
そうしてポルトに帰ってくれば、初夏の暑さでキッチンに小バエがわき出している。考えてみれば、我が家にはクモがいない。だからハエがやたらに増える。Montemor-o-Novoでは巨大なクモがいえのすみずみに巣をはっていた。友人は、もちろんまるでそれをそのままにしている。
書ききれないほど多くのことがあった。
都市とは何か、それは常に主たる疑問だった。
草原の真ん中の家に暮らす4才の友人の娘は、「朝よく見る動物は何だ?」という質問に「羊?」と答えた。
多くの人々はおそらく何十年も同じようにくらしていて、それなりに変化もあるのだろうけど、むしろ一日一日の生活をどうするかこそが課題であり、保守的な空気はその土地に極めて調和していた。
人々は優しいが、全くの「異端者」には厳しい。僕は友人の友人であり、ポルトガル語も少しながら喋れる。そうでなければ?
友人に招かれ、小学校の授業で8才の子供たちから色々と日本のことや僕自身のことに質問を受ける。
ブラジルやルーマニア、ギリシャが祖国だと言う子供たち、こんな田舎までも国際的である典型的なヨーロッパの環境ながら、やはり遠く離れた日本は彼らにとっていまだミステリアスなのだ。
さすがに折り紙は彼らにちょっと難しかった。
リスボンでフランス人の友達とフォトセッションをすれば、近所のおじさんや子供たちが話しかけてくる。みんな「面白いものを面白いといえる」から僕はポルトガルの人々が好きなのだ。
(どうして日本はそうでなくなってしまったのだろう?)
そうしてポルトに帰ってくれば、初夏の暑さでキッチンに小バエがわき出している。考えてみれば、我が家にはクモがいない。だからハエがやたらに増える。Montemor-o-Novoでは巨大なクモがいえのすみずみに巣をはっていた。友人は、もちろんまるでそれをそのままにしている。
Wednesday, May 06, 2009
Strangely pretty busy
なんかかんか忙しい という表現がぴったりである。
金曜日にMontemor-o-Novoにむかうので、それまでにポルトでやらねばらならないことをこなさねばならない。
誰か助けてーとさけんでも誰も助けてくれないし、働いた分がすぐにお金になるわけでもない。うーん。
昨日と同じカフェにきたら、昨日もいた同じ友達がいて、バックグランドには昨日と同じくビートルズがかかっていて、思わず苦笑いする。
新しいウェブサイトはもう少しで仕上がる。ずっとオーガナイズされていて、イントロダクションとしては十分。
html/cssの編集の細かさはもとより、短縮した文章を書くのが大変…。
金曜日にMontemor-o-Novoにむかうので、それまでにポルトでやらねばらならないことをこなさねばならない。
誰か助けてーとさけんでも誰も助けてくれないし、働いた分がすぐにお金になるわけでもない。うーん。
昨日と同じカフェにきたら、昨日もいた同じ友達がいて、バックグランドには昨日と同じくビートルズがかかっていて、思わず苦笑いする。
新しいウェブサイトはもう少しで仕上がる。ずっとオーガナイズされていて、イントロダクションとしては十分。
html/cssの編集の細かさはもとより、短縮した文章を書くのが大変…。
Monday, May 04, 2009
visible/invisible
This is a video installation project, collaborated with Thelma Bonavita(Brazil) in 2007.
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